極太エアタイヤのキックボード!オスプレーのダートスクーターをレビュー!

こんにちは、“ひで爺”こと大原秀明です。
これまで30種類以上のキックボードを乗り比べてきましたが、今回は久しぶりのエアタイヤで、しかも男心にグッと突き刺さる武骨でかっこいいOSPREY(オスプレー)社のダートスクーターに乗ってみました!!

ダートスクーターって何?という感じですが、百聞は一見に如かず、YouTubeに動画がありました。

オスプレーイギリスのスポーツブランドで、1994年に創業し、およそ30年の歴史を持つ、中堅どころのしっかりしたブランドのようですね。

この「ダートスクーター」は、山道を一気に降りても、びくともしないキックボードを目指して設計されたらしく、実際に非常に頑丈に作られてます。

フリースタイルキックボードと同様に、デッキやハンドルの折り畳み機能を捨てて、ハンドルはBMX式に、デッキとハンドルも溶接して固定するなど、とことん頑丈さにこだわっています。
そして、足回りのエアタイヤも横幅が5cmもあるとても太いものをはめて、比較的柔らかい土道や砂利道でもタイヤが沈み込まずに走ることができます。

一言でいうと、悪路をものともしないキックボード界の「ランクル」「ジープ」といったところでしょうか。
とにかくカッコいいです!!
また、エアタイヤが高圧なので、エアタイヤなのに一蹴りの伸びがよく、乗り心地も抜群です!!
では、詳しく見ていきましょう。

Osprey Dirt Scooter SK2005US

冒頭に乗り心地抜群と書きましたが、その割に、『乗り心地』項目の点数が低いのは、先の動画のように色々なことができるように、デッキの幅や全長がコンパクトだったり、スタンドが無かったりするためです。
スタンドなどの装備も快適に乗る為には有る方が良いので、『乗り心地』項目で減点されています。
文字通りの乗り心地以外に、滑走時の使い勝手全てを含めての『快適に乗る、乗り心地』の点数なのでこうなっていますが、乗っていただければわかるほど走った感じは気持ち良いです。
(K-BIKEの次ぐらいの快適さです)

合計:32点(60点満点)

1. 滑走性能:7
2. 乗り心地:5
3. 安全性3
4. 持ち運び:2
5. クオリティ:7
6. メンテナンス:8

評価方法
評価は10段階評価として6項目を評価します。
以前は5段階でしたが、微妙な差異もあるので10段階にしました。
評価方法を直し中ですが、参考記事としては10台以上乗り比べて分かった! キックボード選びで大切な5つのポイントをご覧ください。
※第5項目を「デザイン」から「クオリティ」に変更しております。
デザインは主観的なので、より客観性のあるクオリティとしました。
商品詳細

実売:26,980円(税込)
素材:ハンドル(クロモリ)、本体(アルミ)
タイヤ:前輪後輪200mm×50mmエアタイヤ
ホイール:アルミコア
ベアリング:不明
耐過重:100kg
重量:6.0kg
全長:88cm
ハンドル高さ:95.5cm
付属品:説明書、六角レンチ(短、長)の計2本

フリースタイルキックボードにオフロード用のエアタイヤを装着したキックボードです。
オフロードを想定しているため、底をぶつけないようにデッキの高さは標準より2cmほど高いです。

箱は質実剛健?普通のダンボール箱です。
箱に書いてあるのはスペックではなくダンボール状態のサイズや重量のようです。

梱包は厳重な方です。
キズがつかないようにしっかりと気を使っている感じがしました。
ただし、中身は製造時の傷などがありました。

付属品:六角レンチ(短、長)の計2本。紙物×2

1.滑走性能:7点

空気を入れるバルブは少しだけ横に飛び出てますが、空気が入っていない状態だとバルブが軽い力で動いてしまうので、反対側からバルブを少し押して入れました。

エアタイヤは極太タイプ。
空気圧80PSI(550Kpa)かなりの高圧です。
ちなみにFrenzyのFR205PPの空気圧が45 PSI(310Kpa)なので、約2倍の空気圧となります。
エアータイヤは直径、横幅が同じであれば、高圧であればあるほどよく進む(一蹴りの伸びがいい)と言われています。
実際に今回乗った体感では所有しているFR205Pよりも速く楽に走ると感じました。

綺麗な路面 粗い路面 タイル道 オフロード
路面適正

スピード:5.5点(10点満点)

前輪
タイヤのコアであるホイールはアルミ製3ピース構造(3部品をネジやナットで締める)。

後輪

サイズ
直径200mm×幅50mm

タイヤのパターンはオフロード仕様のブロックパターン

2.乗り心地:5点

・エアータイヤ

200mm×50mmという大きなサイズなので空気量も多く、その分振動を軽減でき、気持ちの良い滑走感があります。

・ハンドル

ハンドルは固定タイプ。
動く箇所がほぼ無いので力が逃げず、幅も広いため安定感も高いです。
振動はエアタイヤが軽減してくれるので乗り心地も良いです。
グリップ部品を留める両サイドにアルミパーツを使っているので高級感があってかっこいいです。(グリップロック)

グリップ:グリップロックタイプ

ハンドル幅:52cm
かなり幅広です。操作性も安定性もいいです。

ハンドル高さ:95.5cm固定

 

・デッキ広さ

幅:12.5cm
幅はちょっと狭いですね。

長さ:38cm

・デッキ高さ

前10.5cm、後ろ11cm
もともとオフロード用なのでデコボコ道でも底を打たないように、デッキの高さが通常のキックボードより2cmほど高いです。
高い分だけキックのしやすさが落ちるので乗り心地は減点していますが、気にならない人なら乗り心地点数はもっと高くても良いかな?と思います。

デッキは剛性が高く、がっちりとしています。
たとえば左右の足を乗せ換える時に他機種ではたわむこともありますが、この機種ではたわみません。

3. 安全性:3点

・フットブレーキ

普通より効きます。

フットブレーキの材質が硬く踏み込むのに他機種より力が要ります。
効き具合はタイヤのブロックパターンとブレーキ部の硬さの影響で普通よりもよく効く感じです。

4. 持ち運び:2点

・折り畳み:無し
・収納モード:無し、サイズ88cm、重さ6.0kg
・持ち運び装備:無い

・全長

88cm
短いと安定性が失われますので滑走するにはちょうど良い長さですね。

・重量

6.0kg
まあまあ重いです。

特殊な装備が無いのにこの重さはそれだけしっかりした本体ということを物語っています。

5. クオリティ:7点

・滑走時のカタカタ音

ほとんどしない。
しっかりしたエアタイヤなので路面凸凹が原因となる少々の振動や音はすべて吸収してくれます。
また、ハンドルや本体の接続部分が通常のキックボードよりかなり少なく、
さらに剛性が高いのも、カタカタ音をなくす原因となっているようです。

デッキよりもこの部分が少しだけ広いです。

底面部分。
全体的にとても頑丈そうです。

バルブも接触していませんでした。

仕上げの品質としては、製造時にどこかにぶつけたような小さな凹みを数か所発見。

レベル的には気になるほどではないですが見た目的に高級機種と期待し過ぎ無い方が良さそうです。
まぁ、どっかにぶつけたらすぐに傷なんてついてしまうのですが、綺麗な塗装だったので気になりました。

全体的にみると、ファットタイヤがめちゃカッコイイです。

ハンドルグリップも先に書いたようにワンランク上のカッコよさですね。

なんといってもタイヤ!

ブロックパターンもですがカッコイイですが、アルミコアってのもカッコイイですね。
3ピース構造なのでこの部品は削り出しているのかと思います。

6. メンテナンス:8点

・消耗品入手:あり
交換用タイヤですが、なんとホイールもチューブもついたコンプリートセットだけでなく、外側のゴムタイヤだけ、チューブだけも販売していました。
必要な部分だけ購入できるので、これは経済的にメンテできていいですね。

・組立、空気入れ必要

ステアリングコラムを本体にネジ留めします。
この方式はハンドルを真っすぐに設定するのが面倒です。

クランプネジは3本タイプ。
2本タイプよりも、もちろんしっかりしています。

エアータイヤ(空気充填式)なので空気を入れる必要があります。

空気入れは米式の圧力計付きのものが必要です。
空気圧は適正値を保つために時々チェックが必要です。

総評

良い点
  • エアタイヤで乗り心地が抜群。
  • エアタイヤも上限がかなり高圧なので、街乗りなら一蹴りの伸びがいい(フレンジーの約2倍の空気圧)
  • 極太タイヤなので河川敷や砂利道などの柔らかい地面でも沈みにくく、路面を選ばない
  • ハンドルがBMX式、デッキとハンドルが溶接固定されていて剛性がとても高く、非常に頑丈。そのため、エアタイヤとの相乗効果でカタカタ音がせずにとても静か。
  • 極太タイヤと剛性のためか、安定感がとても高い。フラフラしない。
悪い点
  • 折りたためないので、持ち運び性が低い
  • オフロード用でデッキが高いため、漕ぐときに一般のものより体力がいる。

持ち運び性を気にせず、アスファルトでも悪路でも路面を選ばずにガンガンどこでも走りたいならこれはあり!
都会でもアウトドアでもカッコイイし、ファットタイヤとアルミホイールはガジェット好きにはたまらないですね!

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ABOUTこの記事をかいた人

ヒデ爺

インラインスケート講師

日本ローラースポーツ連盟の公認指導者であり、日本インラインスラローム協会監事。
1998年に友人に誘われたのをきっかけにインラインスケートを始め、2003年には当時最有力インラインスケートブランドであるSALOMONの契約スケーターとなる。
現在は北は北海道、南は沖縄、と日本全国で子どもたちを主な対象としてインラインスケートの講習会を開催し、これまでに数万人にインラインスケートの素晴らしさを伝える活動をしている。
競技者としても優勝経験多数、現在は大会のデモンストレーションや審査員を務めている。

著書:完全監修本『インラインスケート基礎テクニック&トリックスラローム完全マスターBOOK』