キックボードの進化系!?蹴らなくても進むスペーススクーターX560をレビュー!

スペーススクーター

こんにちは、日本ローラースポーツ連盟公認指導者の“ひで爺”こと大原秀明です。

実は以前から所有していたのですが、レポート出来ずにいた『SpaceScooter(スペーススクーター)』をご紹介しようと思います。

キックボードですが、普通と違う操作をするキックボードで、下記の動画のように動きます。
(再生ボタンをクリック)

デッキがシーソーのように動くことで前に進んでいくキックボード。
キックボードなのに慣れてくると地面を蹴ることなく、キックすることなく進んでいくという変わり種です。
地面を蹴って進むキックボードでは常に片足だけを使いますが、コレは両足とさらに体重移動まで使えるので、かなり楽に進めて、しかも楽しい!

大人も楽しめますが、やはり子供の方がこの感覚はハマるようで、販売元のオランダでは子供向けにプロモーションしています。

以前から所有していたのは『X580』という型番ですが、今回、新型が発売されたので、新型『X560』のレビューです。
旧型のX580はシーソーのようにして進む「スペーススクーターモード」と、通常のキックボードとしても楽しめる「キックボードモード」との切り替えができる仕様でしたが、新型のX560は「スペーススクーターモード」のみの仕様です。その分、軽量化、低価格化を進めたようです。
また、ギア構造を改良しているので、走行性能は高そうです。

それでは、X560をレポートしていきます!

SpaceScooter(スペーススクーター)X560

合計:33点(60点満点)

1.滑走性能:9
2.乗り心地:6
3.安全性:4
4.持ち運び:1
5.クオリティ:6
6.メンテナンス:7

評価方法
評価は10段階評価として6項目を評価します。
評価方法を直し中ですが、参考記事としては10台以上乗り比べて分かった! キックボード選びで大切な5つのポイントをご覧ください。
商品詳細

定価:21,000円(実売14,800円)
ホイール:200mmウレタン(測定値は198mm)
重量:7.4㎏(★x580は8.13㎏)
全長:87cm
ハンドル高さ:83.5cm、95cm、107cmの3段
ベアリング:ABEC5
装備:ハンドブレーキ、スタンド

箱はこんな感じ。

スペーススクーター外箱

「STEEL CONSTRUCTION(鉄骨構造)」、「POWERFUL HANDBRAKE」、「ADJUSTABLE HEIGHT」、「AIR SUSPENSION」と書いてある。

箱出し状態

付属品
・本体
・説明書(日本語も有ります)
・六角レンチ×2本
・前輪
・前輪用シャフトネジ
・ハンドルバー取り付け用ネジ

1.滑走性能:9点

前輪写真 200mmのウレタンウィール

前輪

後輪写真 200mmのウレタンウィール

後輪

ベアリング:ABEC5

ベアリング

 

綺麗な路面 粗い路面 タイル道 オフロード
路面適正 ×

スピード:10

特徴:シーソー式デッキ

片足で地面をキックする方式に比べて、両足で漕げるうえに体重移動でも漕げるので非常に楽に進めます。

シーソー画像

後輪に装着されているベアリングが逆回転しないようになっている為、このような動きが実現できているのだと思います。
これはなかなか凄いことですね。

amazon販売ページに「平均時速10キロ、最高25キロで走る子どももいます。」と記載ある通り、かなり効率よく進みます。
ただ、それよりも大人が乗っても「なんか楽しい!」

慣れると地面をキックすることなくどんどん進んでいきます。
キックボードなのにキックしないってのは新感覚ですね。

そしてさらに下記画像の歯車(スプロケット)が追加されたことにより、より軽い力で進むようになります。

ギア強調

X580にはないのですが、X580にもぜひ付けて欲しい。

2.乗り心地:6点

・ハンドル

グリップはソフトスポンジ

ハンドルグリップ

ハンドル高さは約83.5cm・95cm・107cmの3段階

ハンドル幅は48.5cm

ハンドル幅

 

・デッキ広さ

幅13cm×長さ67cm

・デッキ高さ

27cm

写真無し

・エアーサスペンション

構造からいえば滑走時の衝撃を吸収していると思われます。
シーソーデッキという構造が特殊でサスペンション無しとの比較ができないのでどれぐらいの効果なのかは不明。

3.安全性:2点

ハンドリアブレーキ

自転車と同じようにブレーキの微調節が可能です。

メインの調節はこっち。

4.持ち運び:1点

・折り畳み機能

ハンドルが付いた筒が倒せます。ハンドルグリップは折りたたみ出来ません。

・収納サイズ

長さ87cm 幅48.5cm 高さ42cm
重さ:7.38kg

旧型X580の収納サイズ

長さ90cm 幅15cm 高さ33cm
重さ:8.13kg 

X560はハンドルグリップが折りたためないので、幅が大きくなっしまうのが欠点ですが、重さが旧型X580より1キロ弱軽いのが長所。

5.クオリティ:6点

仕上げはいたって悪いところもなく普通と評価できます。
デザインは旧型よりシンプルになったので大人も乗り易くなっているので良いでしょう。
また、滑走時に気になる音ですが、特にカタカタ音もしません

※旧型のX580のクオリティの点数は【 3 】です。
デザインがX560ほどじゃないのと、滑走時にカタカタ音がするためにマイナスです。

x580外観

6.メンテナンス:7点

消耗品販売:ありません

耐荷重:115kg(※旧型X580は90㎏)

その他:部分組立

前輪の組み立てが必要です

前輪組立て

ハンドルの組み立てが必要です。

ハンドル組立て

X560とX580の滑走比較

旧型と新型でスピードや乗り心地に違いがあるか検証するため、1kmほど滑走してみました。

新型X560 旧型X580
平均時速 13.8km/h 13.4km/h
最高時速 17.5km/h 17.2km/h

記録としてはほぼ変わりませんが、走りやすさと漕いだ時の軽さはX560の方が上でした。

滑走時には、X580はハンドル折り畳み機能があだとなり、ハンドルバー固定部分のリベットなどからカラカラ音が発生しました。
また、X580はハンドルが折りたためるため、ハンドルを支えている筒が若干動くので少しガタツキを感じました

どちらも移動距離が長い時などでは気になるポイントですが、スペーススクーターは楽しむ乗り物なので、あまり気にならないマイナスポイントという感じです。

総評

複雑な構造をこの価格に抑えるために基本材質はスチール(鉄)なのでしょう。
そのため、重量がどうしても重くなり、持ち歩いて移動用という用途にはあまり向きません。

でも、スペーススクーターは、移動というより面白い遊び道具であり、シーソーのようにデッキを動かすことで前にぐんぐん進む感覚は、どのキックボードにも無い楽しさに感じました。

子供たちが公園で楽しむ為のキックボードですね。

X560は2018年冬に発売したばかりのモデルです。
X580に比べて、重量は1kgほど軽く、価格も安くなりますが、キックボードモードが無いので、どっちをとるのか悩む方もいるかもしれません。

通常のキックボードのよう漕げるキックボードモードも欲しければ旧型のX580

SpaceScooter(スペース スクーター) X580
Space Scooter(スペース スクーター)

キックボードモードにこだわらないのであれば、より軽量でパワーアップし、音も少ないX560という感じでしょうか。

どちらにしても、とにかく楽しいのです!
スペーススクーターこそ親子で楽しめる商品ですので、是非、試してみてください!

スペーススクーター

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ABOUTこの記事をかいた人

インラインスケート講師

日本ローラースポーツ連盟の公認指導者であり、日本インラインスラローム協会監事。
1998年に友人に誘われたのをきっかけにインラインスケートを始め、2003年には当時最有力インラインスケートブランドであるSALOMONの契約スケーターとなる。
現在は北は北海道、南は沖縄、と日本全国で子どもたちを主な対象としてインラインスケートの講習会を開催し、これまでに数万人にインラインスケートの素晴らしさを伝える活動をしている。
競技者としても優勝経験多数、現在は大会のデモンストレーションや審査員を務めている。

著書:完全監修本『インラインスケート基礎テクニック&トリックスラローム完全マスターBOOK』