プロテクターが必要な2つの理由と比較ランキング

プロテクターアイキャッチ

こんにちは、日本ローラースポーツ連盟公認指導者の“ひで爺”こと大原秀明です。

これまで大勢の子供や大人にインラインスケートを教えてきましたが、そもそもプロテクターの必要性を理解していなかったり、
また、プロテクターをしていても充分ではない製品を選ばれていたり、間違ったつけ方をされていて、意味を成していなかったりするケースを数多く見てきました。

そこで、今回は「なぜプロテクターが必要なのか」
プロテクターを選ぶ時のポイントやプロテクターの正しい装着方法などをご紹介していきたいと思います。

そして、安全性の確保という意味ではキックボードはもちろん、ほかのローラースポーツにおいても、プロテクターは必須です。
その点、今回紹介するスポーツメーカーのインラインスケート用プロテクターは、いずれのスポーツを楽しむ場合でも安心して使えるものです。

プロテクターが必要な2つの理由

プロテクターが必要な理由は大きく分けて2つあります。

まず、1つ目は「ケガを防ぐ」です。
公園を走っていても転んだら、ケガをしますよね?
ただ、走るよりもインラインスケートはもっと転びやすいです。

そして、インラインをするとき、地面はアスファルトであることが多いので、プロテクターを付けずに転んだ場合、手やヒザ、ヒジなどを擦りむいたりすることがあります。

インラインスケートのプロテクターは手首、ヒジ、ヒザの3点がセットになっていますから、プロテクターをつけていれば擦り傷の多くは防げます。
(ただし、手首のプロテクターはキックボードなどハンドルを握る必要のあるスポーツでは使用しません)

こけ方

転ばなければいいじゃないか?
そう思うかも知れませんが、転ばないようにとばかりに恐る恐る乗っていても上達はしませんし、特に始めたばかりの最初は、止まれない時には「安全に転ぶ」ように指導しています。

別記事【マスターしよう!インラインスケートの練習方法(基本編)】で紹介している、安全な転び方はそもそもがプロテクターを装着していることを前提にしています。

マスターしよう!インラインスケートの練習方法

マスターしよう!インラインスケートの練習方法(基本編)

2017年6月21日

2つ目の理由は
「プロテクターをつけると早くうまくなる」です。

転ばないようにおっかなびっくりでインラインスケートをすると、実は上手くなりにくいのです。
バランスをとるのに集中していると、バランスをとることばかりになってしまって、前に進む力すらも落ちてしまうこともあります。

また、ある程度うまくなってきて、新しい技に挑戦するときも、今までやったことのないバランス移動が必要になったりします。
プロテクターをつけていないと転ぶこと自体が怖いですが、そんな時でもプロテクターをつけていて、それまでに何度も転んだことで、プロテクターに対する安心感が培われていますので、ちょっとの冒険で新しい技をマスターできたりします。

転び方も技術です。
プロテクターを装着して転ぶことで比較的安全に『転び方』も上手くなります。
転ばない人はいません。
転び方が上手いからこそさらに難しいことが出来るようになるのです。

プロテクター選びの基準と必要な部分

チェックポイントは次の5つです。

  1. 防御力:クッションでしっかりダメージを軽減できるものを選ぼう
  2. サポート力:しっかりフィットして動いている時にずれないものを選ぼう
  3. 快適度:付けているときに痛くなったりしない快適なものを選ぼう
  4. 収納:遊び終わった後に散逸しないように収納用に袋がそのまま利用できるものを選ぼう
  5. コスト:商品に見合った価格のものを選ぼう
よく見かけるダメな例

  • トイスケートなどに元からついているペラペラなものはクッションでの軽減は期待できない。
  • ヒジやヒザに付けるものの中には、腕や足を通すゴムがなくベルトだけのものがあるがこれは、ずれやすい。
  • 平らな形状のプロテクターも良くありません。関節部にフィットした形状のものであればそれだけでもずれにくくなります。
    ※ずれたら防御力ゼロです。つけてないのと一緒になります。

どこを守るプロテクターが必要?

  • ヘルメット(頭部用)
  • ヒザ用
  • ヒジ用
  • 手首用

頭部を守るヘルメットはとりあえず自転車用のモノで代用してもかまいませんが、後頭部を守ることが重要ですから、そこまで覆えるものであることと、実際に頭をぶつけたときに衝撃から頭を守ってくれるほどパットが頑丈で分厚く、サイズがぴったりなものを選んでください。
安いものの中にはパットが薄く、いざというとき役に立ったくれないものもあります。
頭部は当たりどころが悪ければ死んでしまいます。
後遺症が残ることも!最低限の性能のものを絶対にかぶること!

お尻パッド(ヒップパッド)がいる?いらない?
インラインに関しては必要だと思うのは最初だけです。
ヒザが伸びていると後ろに転んで、お尻を打ち、とても痛いですが、
「ヒザから手を放さない」を守ればほぼ後ろには転びません。
インラインスケートを滑る時の基本の姿勢では後ろに転ぶことはありませんので、
お尻パッドを用意するよりも、きちんとヒザを持つこと、ヒザを前に曲げて出すことを練習する方が大事です。
ただし、そこがなかなかできないんだよ、という方は用意しても良いと思います。

プロテクター装着時のよくある間違い

手首のプロテクターは特にクセのある形状です。
小手のイメージで外側にプラスチックがくるように装着する間違いが多いですが、実際には転んだ時に手の平を守るプロテクターとなりますので、プラスチックは手の平側に来ます。

手首プロテクター

また、モデルによってはヒジやヒザなどに左右の区別がキチンとあるものもありますので、プロテクターのタグ(白いビラビラ)をよく見てから装着してください。
プロテクターの上下は真っすぐ立った時に、メーカー名が読める方向が正しいです。

プロテクター着け方

プロテクターランキング

ここからは実際に販売しているインラインスケート用を装着して比べてみましたので参考にしてみてください。

今回はいつもご紹介しているインライン3大ブランドamazonで結構売れていてレビューが多いもの4つを比較してみました。
結論を先に書けば、インラインスケートブランドの3点セットはどれも最低限の性能を持っているので、インラインスケートブーツに合わせて購入するのがオススメです。

装着感は個人の感想になってしまいますので参考程度にしてください。
あえてランキングをつけると下記のような感じになりました。

第4位 amazonランキング上位商品

Ludus Felix プロテクター

防御力:★★★
サポート力:★★
快適度:★★
収納:
コスト:★★★★★

商品名:【Ludus Felix】転んでも痛くないプロテクター3点セット
購入価格:1,700円 ※購入時

Ludus Felix プロテクター開封画像

サイズはMサイズをチョイス。
丁度良いサイズ感。
しかし全てのベルトが短く使いにくい。

ベルトが素肌に接触して痛いので服の上からがオススメ。
パッドは薄めだが保護部の面積は丁度良い。
購入時の袋はビニール袋なので使用後は別に袋を用意したい。

3位 K2のプロテクター

K2 Moto Pad Set パッケージ

防御力:★★★★★
サポート力:★★★★
快適度:★★★★
収納:★★★★
コスト:★★★★

商品名:K2 Moto Pad Set
購入価格:3,550円 ※購入時

K2 Moto Pad Set 開封

サイズはLサイズをチョイス。
手首、ヒジ、ヒザ、全て大き目。
特にヒジはユルユル。

K2 Moto Pad Set 装着

ベルトの構造があまり良くない。(素肌だとベルトのマジックテープが痛い)
プロテクターは足や腕を通せる。
購入時の袋はネットだが3つの個所に分かれているので収納はちょっと面倒。

2位 FILA SKATESのプロテクター

FILA FP PACKAGING パッケージ

防御力:★★★★★
サポート力:★★★★★
快適度:★★★★
収納:★★★★★
コスト:★★★

商品名:FILA SKATES FP PACKAGING
購入価格:4,280円 ※購入時

FILA FP PACKAGING 開封

サイズはLサイズをチョイス。
手首、ヒジは良いサイズ感。
ヒザはキツイ、少し小さい感じ。
手首は面積が大きく動きを妨げる大きさだが防御範囲は広い。

FILA FP PACKAGING 装着

デザインは1番良い。
プロテクターは足や腕を通せるし、ベルトで固定もできる。
購入時の袋は使用後の収納にも役に立つ。
裏地にも気を使ってありデザイン性に優れる。

1位 ROLLERBLADEのプロテクター

 

RB BLADEGEAR 3 PACK パッケージ

防御力:★★★★★
サポート力:★★★★★
快適度:★★★★★
収納:★★★★★
コスト:★★★★

商品名:ROLLERBLADE BLADEGEAR 3 PACK
購入価格:3,289円 ※購入時

RB BLADEGEAR 3 PACK 開封

サイズはLサイズをチョイス。
サイズはヒジが少し緩いかな?
それ以外は丁度良い。
感触もGOOD。

RB BLADEGEAR 3 PACK 装着

プロテクターは足や腕を通せるし、ベルトで固定もできる。
購入時の袋は使用後の収納に役に立つ。

プロテクターの選び方

サイズが数種類あるので、可能であれば試着してからが一番良い。
そうでないならば、それぞれのブーツメーカーに合わせるのも良い。
性能的には各社そんなに変わらない。(安い商品以外)
ブーツもそうだが、K2は大き目に感じたので大きい人はK2というのもあり。
足腕が細い人はFILAがオススメ。
王道のROLLERBLADE、デザインのFILA、大き目のK2、価格重視のamazon商品という感じでしょうか。

まとめ

プロテクターはインラインスケートに限らず、ローラースポーツをするなら安全面から必須
特に、インラインスケートではプロテクターをすることによって、上達も早くなることが期待できます

そして、安全面を支えてくれるものであるからこそ、こけたり、ぶつけたりしたときにしっかり体を守ってくれるきちんとした製品を選ぶことが大切。
そのためにはスポーツメーカーの製品を選ぶとまずは間違いない。
専門メーカーの中ではさほど差はないので、インラインスケートなら本体と合わせてみるとかっこいいのでは。

プロテクターアイキャッチ

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ABOUTこの記事をかいた人

ヒデ爺

インラインスケート講師

日本ローラースポーツ連盟の公認指導者であり、日本インラインスラローム協会監事。
1998年に友人に誘われたのをきっかけにインラインスケートを始め、2003年には当時最有力インラインスケートブランドであるSALOMONの契約スケーターとなる。
現在は北は北海道、南は沖縄、と日本全国で子どもたちを主な対象としてインラインスケートの講習会を開催し、これまでに数万人にインラインスケートの素晴らしさを伝える活動をしている。
競技者としても優勝経験多数、現在は大会のデモンストレーションや審査員を務めている。

著書:完全監修本『インラインスケート基礎テクニック&トリックスラローム完全マスターBOOK』