折りたたみキックボードで最速!StreetSurfingのXPR205を徹底レビュー!

こんにちは、日本ローラースポーツ連盟公認指導者の“ひで爺”こと大原秀明です。

キックボードと自転車のいいところ取りをしたStreet SurfingK-BIKEシリーズ
オフロードタイヤランキングの記事では、『持ち運び・収納性』を除けば、極めて高い得点をたたき出したK-BIKEシリーズを生み出したからストリートサーフィン、実は持ち運びが可能な折りたたみ式のキックボードが出ています。

試したところオンロード限定ですが、私がこれまで試乗した20種類以上の折りたたみ式キックボードの中ではまさに最速を誇る逸品でした。
早速レビューしてみます。

今回のレビューから比較項目をこれまでの5項目から6項目へ増やしました。
点数も10点満点に設定しなおしています。
以前にレポートしたものも、今後新基準で順次、評価しなおしていく予定です。 

Street Surfing (ストリートサーフィン) XPR205

合計:30点(60点満点)

1.滑走性能:6
2.乗り心地:6
3.安全性:3
4.持ち運び:3
5.クオリティ:4
6.メンテナンス:8

評価方法
評価は10段階評価として6項目を評価します。
評価方法を直し中ですが、参考記事としては10台以上乗り比べて分かった! キックボード選びで大切な5つのポイントをご覧ください。
商品詳細

定価:21,600円(購入価格:9,990円)
ホイール:205mm
重量:4.6kg
全長:91cm
耐過重:100kg
ハンドル高さ:77.5~99.5cm 3段階
ベアリング:ABEC7
装備:フットブレーキ、スタンド

1.滑走性能:6点

前輪写真 205mmウレタンウィール

後輪写真
前輪と同じ205mmウレタンウィール

ベアリング:ABEC7

綺麗な路面 粗い路面 タイル道 オフロード
路面適正 × ×

スピード:9点(折り畳みでは今のところ最速)

同じ205mmウィールと比べても走りだしの軽さは圧巻。
路面こそ選びますがスピードもかなり速いです。

これは205mmのビッグウィールから来る走破性に加え、本体がとてもしっかりしていて、シャーシの剛性が高いことが影響していると感じます。
シンプルですが楽しい感じなのでぜひ綺麗な路面を一度走ってみて欲しいですね。

【滑走性能】の中には、オフロード対応のエアータイヤなど路面を選ばず走破できるタイヤを含めていますので、ウレタンウイールで6点は実は最高レベルです。

以前イベントで小さなお子さんが、他にもいろいろ用意していたのにXPR205をずーっと乗っていたことがありました。子供でも分かる違いがあるからなのかも知れませんね。

ハンドルは1本のバーなのでガタツキも無く操作性も良い

さらにキック時にも力を入れやすい効果があり非常に軽く楽に感じます。

・全長

91cm 長ければいいってものでもないのです。
全長が長いと滑走安定性があがり、短いと持ち運びが楽になる傾向があります。
205mmウィールの本体としては普通のサイズですね。

2.乗り心地:6点

・ハンドル

グリップはスポンジ状ではなくゴム製。

さらに、単純な円柱型なので振動がダイレクトに手の平に来ます。
そんな時はハンドルにあまり体重をかけない乗り方をするとよいです。

ハンドル高さは収納77.5cm。ピン固定93cm、99.5cmの3段階
高さに余裕があるのはうれしいですね。

ハンドル幅は48cm
折り畳み式キックボードの中では一番長い。これでかなり安定した操作が可能になります。

・デッキ広さ

幅:14cm
デッキの幅は広め。12cm以上は欲しいところなので、それを軽くクリアしています。

長さ:33cm

・デッキ高さ

9cm
標準的な高さ。

・スタンド

滑走状態で使用できるスタンド付き。

3.安全性:3点

ブレーキはフットブレーキのみ。
フットブレーキはよく利く。

4.持ち運び:3点

・折りたたみ機能

ハンドルを折りたたむことが可能。
折り畳みはレバーロックを外し、トリガーを引いて畳む方式。
標準的だがワンタッチで折り畳みできるキックボードがある現在では少し面倒。

・収納形態

ハンドルグリップは折りたたむことはできない。
収納モードへの手間は減るとも言えますね。

収納モードでは写真のようにハンドルのグリップを使うと自立することができます。
少し特殊だが収納時に自立できると使い勝手が変わるので助かります。
ハンドルが1回転しないようにロックされているからできる芸当です。

さらにこんな面白い芸当も。

まぁ、ハンドルが汚れちゃうので、置き場に困ったときの室内限定ですが・・・。

重量は4.6kg

5.クオリティ:4点

特に仕上げが悪いなどの個所は見当らず、丁寧と言っていいでしょう。価格は11,800円。
装備が少ない分デザインも洗練されていて好感触。

大人が乗っていても恥ずかしいということはなく逆にかっこいい。
もちろん子供が乗っていてもCOOLでしょう。

滑走時に折りたたみ用のトリガースイッチががたつき、カタカタと音が気になりました。
気になる人はトリガースイッチ部分を抑えるだけで静かになるのでテープなどを接触面に張ると良さそうです。

6.メンテナンス:8点

消耗品販売:ありません

耐荷重:100kg しっかりしてますね。

その他:ハンドルのみ組み立てる必要があります。

・箱出し状態

ハンドルを組み立てる為に付属の六角レンチでネジを2本外します。

ハンドルを真ん中のラインを目安に装着してネジを再び締めます。

総評

良い点
  • 205mmのウィールからくる走破力は魅力的で、他の205mmウィール装着機種よりも速い!
  • ハンドルグリップの折り畳み機能やハンドブレーキなど複雑な機構を極力取り除いたシンプルな構造で高い滑走性能を誇る。
  • 漕ぎだしが軽くスピードが速い。
悪い点
  • 路面の振動については特に対策が取られていないので、路面が粗いと手に振動を強く感じる。
  • 対策としては振動軽減できるグリップに変えるか(自転車用のものが使える、長さの制限もほぼ無い)、振動を感じにくい乗り方が必要。(振動を感じにくい乗り方とは、ハンドルに体重をかけずに足だけでしっかりとバランスを取る乗り方)。
  • 車のトランクには充分乗るが、ハンドルグリップが折りたためないので、他の折り畳み可能機種に比べると少々かさばる。

ハンドルの折り畳み機能やハンドブレーキなどの装備を抑えて、あえて走りに特化したレーサー仕様と言えるでしょう。
軽い漕ぎだしとハイスピードがこの機種の最大の魅力ですね。
シンプルながらも非常に楽しいキックボードです!

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ABOUTこの記事をかいた人

ヒデ爺

インラインスケート講師

日本ローラースポーツ連盟の公認指導者であり、日本インラインスラローム協会監事。
1998年に友人に誘われたのをきっかけにインラインスケートを始め、2003年には当時最有力インラインスケートブランドであるSALOMONの契約スケーターとなる。
現在は北は北海道、南は沖縄、と日本全国で子どもたちを主な対象としてインラインスケートの講習会を開催し、これまでに数万人にインラインスケートの素晴らしさを伝える活動をしている。
競技者としても優勝経験多数、現在は大会のデモンストレーションや審査員を務めている。

著書:完全監修本『インラインスケート基礎テクニック&トリックスラローム完全マスターBOOK』